各種予防接種を受ける方へ
- 予約制です。(電話受付時間15時~18時)
- 市からの問診票がある場合は保険証、お薬手帳と合わせてご持参ください。
- 接種後の様子を確認する為、ワクチンによっては待合室で15分~30分お待ち頂きます。
予防接種
感染すると流行あるいは重篤化するリスクが高いとされる病原体(細菌、ウイルス 等)について、あらかじめ免疫をつけておくことで感染しても発症しにくくする、もしくは感染しても軽度で済むようにするのが予防接種です。主に病原体(細菌、ウイルス 等)の病原性を極限まで弱めたもの、ないし無力化させたものから作られた液体を使用します。これをワクチンと呼びます。当院で行っているワクチン接種は以下の通りです。
インフルエンザワクチン
インフルエンザワクチンとは
インフルエンザの予防対策として、マスク着用、こまめな手洗いなどありますが、最も有効とされているのがインフルエンザワクチンの接種です。
このワクチンの一回の接種による有効期間は約5ヵ月で、接種後にその効力を発揮するまでには2週間程度の時間を要します。このため、効果を発揮させるには接種時期が重要となってきます。日本でのインフルエンザの流行時期は、12月~3月頃と言われています。そのため、遅くとも流行のピークを迎える1月よりも前の12月中旬頃までに接種されることがお勧めです。接種開始時期は例年10月頃ですが、常に予防されたい方は、ワクチンの持続有効期間が半年未満で、毎年流行の型が異なるということがあるため、年1回の間隔で接種されるようにしてください。
また、同ワクチンの接種回数は年齢によって異なります。13歳未満の小児であれば計2回の接種が必要となり、13歳以上から1回の接種となります。ちなみに2回接種する場合、1回目の接種から2~4週間程度の間隔を空けて2回目を打ちます。
肺炎球菌ワクチン
肺炎球菌ワクチンとは
成人の肺炎で最も多い原因は、肺炎球菌と呼ばれる細菌に感染したケースです。なお肺炎は、日本人の死因の第5位に挙げられている病気ですが、死亡した方の9割以上は65歳以上の高齢者です。このため、高齢者の肺炎球菌ワクチンは定期接種となっており、各自治体では費用の一部を公費負担となっています。ただし、全ての高齢者が対象というわけではなく、一度でも肺炎球菌ワクチン(23価)を打っていた場合は対象外となります。詳細については、お住いの自治体の公式サイトをご覧ください。
ちなみに定期接種対象外の方でも、同ワクチンの接種は可能ですが費用は全額自己負担となります。また、再接種を希望される場合は、前回の接種からの期間が5年未満だと、注射部位から強い痛みが出る場合があります。